左官工事概要

一戸建て住宅等の左官工事(外壁・内壁)


一戸建て住宅等の左官工事(外壁・内壁)
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下地は基本ラス下地から専用のモルタル等使って下塗りから上塗りと入っていき最後に様々な仕上げ材(主に漆喰・珪藻土)を塗って仕上げていきます

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左官工程は基本下塗り → 上塗り → 仕上げと進められていきますがそれ以前に外壁用下貼防水シート(アスファルトフェルト)等張っていきその次にラス網と呼ばれる金網を張っていきその上から左官工程(下塗り → 上塗り → 仕上げ)に入っていきます。

左官工事の主なメリット・でデメリットとは?

左官工事のメリット

左官工事の主なメリット とは?

火災に強い

  • 土壁やモルタル壁は、火災から生命や財産を守ります 。
  • たとえば、大切な物を保管している蔵等が土壁等の自然素材をつかって塗り込められて作られている歴史があります、この事から考えても火災に対する、強さを物語っているとも言えるでしょう。
  • 又、万が一火災時に室内で人が亡くなるときにその多くの原因は、一酸化炭素中毒等の有毒ガスを吸い込んで 意識を失うことが原因の一つとされております。
  • しかし、漆喰・珪藻土等の、塗り壁材の多くは自然素材が元になっているため、もともと不燃性であり 火災時に有毒ガスを発生させないという利点があります。

室内の空気環境を改善

  • 漆喰や珪藻土をはじめとする左官仕上げ材は、もともと調湿効果があり、結露を、防止する働きがあります。
  • ホルムアルデヒドに代表されるような 有害物質を吸着・分解する成分が含まれておりシックハウスの低減に効果があります。
  • それに加え、アレルギーやアトピーの予防にもつながり、最近の研究結果によると漆喰やドロマイトの殺菌効果 注目されております。
  • 又、カビやダニの他様々なウィルスの発生を抑制する働きがあると
  • いわれて人体に優しい素材ということで 世間からの注目が集まっております。
  • 現在こうした室内環境の改善効果より左官の塗り壁は、住む人の人体と健康を守り、
  • 建物の寿命も延ばし 又空気環境も良いため、冷暖房費を極力抑える事も出来、
  • 省エネにも役立つ地球環境にも優しい素材として 注目が集まっております。
  • ※ ホルムアルデヒドとは?詳しくは下記のリンクをクリック      ホルムアルデヒドが人体に与える影響とは?対策とともにご紹介します。

地球環境(エコロジー)に有効

  • 地球環境に優しい左官壁 地産地消によりCO2 の削減に大いに貢献
  • 左官工法はもともと地産地消と言い、その土地でとれる素材すなわち、土・砂・藁(わら)・竹等を使用していました。
  • その為、輸送により発生するCO2を削減でき、環境に優しい工法でした。しかし現在問題として、土や砂を採掘できる場所が限られており現実的に地産地消で使う事は、困難になってきた部分もありますが、地球の環境問題が深刻化するなか、地場のものを積極的に使用しようと動き始めている業者も増えてきております。
  • 漆喰は、CO2を吸収し 漆喰の主成分である石灰は、水と反応し、長い時間をかけて石灰岩に戻っていきますが、
  • そのときに空気中のCO2を吸収する働きがあります。

左官工事の主なデメリットとは?

職人の腕や経験によって
仕上がりの差が出やすい

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左官は金鏝を使っての 手作業で仕上げるため、
職人の技術や経験によって 大きな差が出てきます。

工期がかかる

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左官施工の場合 下地処理、下塗り、 上塗りと
工程数がありどうしても工期が かかってしまう事が 多い。

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※ 雨や雪等天候や季節にも工期が左右される場合もあります

クラック(ひび割れ)
が入りやすい

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自然素材を中心に使い、 職人の手作業で仕上げる為
どうしてもクラックが 入りやすい。
※(左官職人にとってクラックの問題は永遠の課題である)
又、左官仕上げは表面が柔らかいものが多く、傷がつきやすい。

左官下地材( アスファルトフェルト・ラス貼り)について

  • ちなみに外壁用下貼防水シート(アスファルトフェルト)等は 静岡瀝青工業株式会社 (通称:シズレキ) のフェルト(アスファルトフェルト430)等が質がよく家の防水シートとして利用されております
  • フェルトを張る過程でパイプ周り等はシーリングを用いて
    周りをコーキング処置をしていきます
  • その後ラスを張っていきますがラスにもいろいろな種類があります
  • メタルラス・波型ラス・リブラス・通気ラス・ワイヤーメタル・Wラス 等いろいろな規格があります
  • 詳細は各メーカー等のホームページ等でご確認いただければと思います

主なアスファルトフェルト・ルーフィーング メーカー

主なラスのメーカー

左官の下地材(ラス網の施工工程)

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参考までに
どのようにラスを家に張っていくのか下記の参考写真をご覧ください

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※ こちらの住宅は波形ラスを張った一例です
さらに塗ったときにクラック(ひび割れ)を防ぐ為
サッシ等の開口部に
メタルラスを斜めに貼り付けて
クラック防止をしています

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※ こちらは家のバルコニーですバルコニーの周りはWラス(株式会社ニッケンビルド)を張っています
※ 内側の入隅(いれずみ)の部分は雨が染みないように
CSガードを貼り付けさらに補強しております。

※ これは、通気ラス(紙付きのリブラスヲ張った一例です。

  • これは通気ラス(紙付きのリブラスを張った一例です
    この上から左官の下塗りをしていきます
  • ちなみに通気ラスの通気とは 中に空気を通し通気性を保つ為のラスで
    通気ラスは、主に家のコンパネ部分に打ち付けてある縦胴縁の上に貼っていき中に空気を通す事から通気ラスを貼る工法を通気工法と言います。
  • 縦胴縁の間にはさらに補助胴縁を貼り付けます
    詳しい工法は、富士川建材のホームページにて
    通気工法工法紹介しているのでそちらを参照して下さい。
    富士川建材工業株式会社
  • こうして様々なラスの種類があり家の各部署において最も最適な張り方をして家の補強及び左官工事の下地として施工します。
  • 通常はラス貼り専門の職人(通称:ラス屋)がやる場合があります
    左官の職人もラスやフェルトを貼ることがあります。

左官の下塗り・上塗り・仕上げについて

  • 主な下塗り・上塗り材は富士川建材の外装下地材を主に使用しておりますが他に要望等があれば対処します。                 
  • ※ 又、基本的に工法等は、富士川建材のホームページで公開している工法をベースにさせて頂いております。
  • 詳細は下記のリンクをクリック
  • モルタル下地工法 – 富士川建設工業株式会社
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仕上げに関しては仕上げ材(漆喰・珪藻土)にしても様々なものがありメーカーがそれぞれに特徴のある仕上げ材を開発・提供しております

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主な仕上げ材メーカー等ご紹介します。

富士川建材工業

外装

レーヴLM(PDF)

白い壁(PDF)

内装(和室等の壁)

京壁(PDF)

アイカ工業

ジョリパット | 商品情報 | アイカ工業

四国化成
現代塗り壁JULUX

ゲーテハウス
モノプラル|ゲーテハウス株式会社

株式会社サメジマコーポレーション
リターナブルパウダー

その他多数

ビル・マンション等の左官工事(外壁・内壁・土間等)


ビル・マンション等の左官工事(外壁・内壁・土間等)
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殆どのビル・マンション等の工事の施工中は外壁は
ある程度のコンクリート打ち放しに
なっているところが多いです。

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※ 補足として住宅等でもコンクリート打放し
そのままで住宅を建てる事例もあります。
その詳細は下記のリンクを参照してください

コンクリート打放しについての詳細は下記のリンクを参照してください。

ビル・マンション等の左官工事 ( 下塗り ・上塗り・仕上げ)

  • 下塗りの場合はコンクリート躯体への下地調整材(セキスイのティエスサンド等)をセメントと接着剤と水で混ぜ合わせ下地材用セメントモルタルを作っていきます。
  • セキスイのティエスサンドについては下記をクリック
  • 左官材料の積水化成品工業株式会社
  • 上塗りの場合はセメントの他にコンクリート躯体への下地調整材(セキスイのティエスサンド)ではなく良質な砂と水で混ぜ合わせます。上塗りをして仕上げていきます
  • ※ ちなみにセメント・砂・水で混ぜ合わせたモルタルは土間にも使われて降ります。
  • ※ ただし平米数が非常に大きい場合は
    ミキサー車等呼んでで仕上げる場合もあります。