どうもこんにちは、

 

今に始まった事ではありませんが、職人さんを使うのは本当に難しいと思います。

ベテランの職人になると職人の中でも我儘になったり我が強すぎて天狗になってしまったりと

この左官という業界だけではなく特定の技術やモノづくりに従事している専門職の会社や事業所等
では、人材の育成と言うのは本当に深刻な問題だと思います。

なぜ、このような技術職等の人材育成が困難なのかと言うと

幾つか原因が挙げられますが

まず一つ目は

過去においてすべて経験者達の長年のカンと経験によって今までやってきたために
ノウハウや技術のマニュアル化

すなわちナレッジマネジメントのやりにくさにあります。

専門のノウハウや技術叉は社内や業界情報の共有化の難しさにあると思います。

なぜこのような事を言うと

まず大抵の職人さんはすべての職人さんに当てはまるとは言いませんが

一番は、指導するベテラン職人のコミニュケーションにおいての表現力不足
であるのも一つの原因です。

具体的には説明する時のアウトプットの能力です。

いかに相手に応じてわかりやすく伝えるか正確に伝わっているか

さらに言えば自分が何を言うかではなく
自分の発した言葉や説明が相手はどの様な解釈や理解で受け取ってくれたのか。
それは、職人と言えども一人の人間である事に変わりありません
ですからそれぞれに解釈の違いや理解の仕方は人によって違うからです。

これが分かっていないと未熟な指導者は、「何度も教えているのに何で覚えられないんだ」とか
「物覚えの悪いやつだな」とか「理解力の乏しいやつ」とか簡単に相手のせいにして
バッサリと切り捨ててしまうのです。

はっきり言いますが、教わる方が物覚えが悪いからでも理解力がないからでもありません

指導する側のあなたの教え方がまずいから覚えられないのだ!と断言します

それは指導していく側も真剣に考えていかなければならない課題であると
思います。

次に二つ目の問題として

職人さんにも様々なタイプがいてそれぞれにアプローチの仕方を変えて
いかなければ職人さんとの本当の意味での信頼関係が成り立たないという事です。

いろんなタイプの職人さんがいますが

基本的にはどこかの会社に所属して会社の命で動くか独立して一人親方でやっているのか?

様々ですが、どちらにしても共通して言える事は、多かれ少なかれ非常に我が強いと
いう事があげらます。

その前に職人を含め使われている側の労働者の目線として

その心理を幾つかあげさせて頂きますが。

まず3タイプの人がいると考えてください。

まず

一つ目のタイプ

奉仕者タイプ

このタイプの人は労働者側にはあまりめったに見かける事はないかもしれませんが

このタイプの人は
ある程度大まかな指示や命令でも仕事の事も内部での事情もある程度把握している
為、ざっくばらんに大まかな指示でもよろしくやってしまうと言うタイプがこれです
このタイプは使う方としても比較的にこっちの話や都合なども聞きいれてくれるので
使う方としては、使いやすいタイプだともいえます。

※(補足) おそらく経営者の目線で考えるとこのタイプの方が都合がいいかもしれません

このタイプは、「大体仕事の事はわかっているから全部自分に任せてくれ、決して悪いようにしないし
うまくまとめるから」
要は、自分にその仕事に対する全権をくれ、そうすればあとは上手くやるから
任せてくれと言うタイプがこのタイプになります。

会社に属していようが一人親方であろうが個人事業主感覚に近いタイプで働いているタイプです。

このタイプの人は仕事の質や結果に問題がなければ
「よほどの事やイレギュラーなケースでも発生しない限り
比較的任せてもよいタイプだと思います
その代り任せた以上は、あまり細かい事や余計な口出しはせず、ある程度その仕事にたいする
権限とそれに値する責任を与えた上で信じて任せるほうがいいと言うのがこのタイプです。

※(補足) 信じてまかせるにしても途中経過でもとにかく報告・連絡・相談等は省かない方がいいでしょう

ただこのようなタイプは9割がた能力的に高いタイプの人が多いため労働者側でこのタイプ
の人を見つけるのはかなり難しい部分があります。

2つ目のタイプ

道具(ツール)タイプ・別名作業者タイプ

職人も含めて労働者側で最も多いのがこのタイプではないのか
と私は思います。

このタイプの人は、自分自身を無意識的にしろある意味道具と見なしています

基本的に、このタイプの人も割と優秀な人から平均的な人と
能力に幅がありますし基本的に、上の人の指示にも従順で仕事もそつなくこなす人も多いです。

ただこのタイプに共通して言える事は、
自分自身を無意識的にしろ自分自信を道具(作業ツール)のように見ている傾向があります。

どう言う事かと言うと言われた事や指示等には基本的には忠実だが
何かトラブルが発生したりして仕事において何らかの過失があったとしても

「自分は言われた通りの事をやっただけでありなにかトラブルや仕事上の問題が発生しても
それは自分たちに指示や命令をした上の人間や社長に責任があるだから
自分には責任がない文句があるなら上の人間や社長に言え」
と言うタイプがこれです

つまり仕事はまじめに忠実にやるにはやるが基本的にその仕事に対しての結果に関して
責任を持たない・取りたくない何かあったとしても指示をした人が悪いと言う人がこれです。

更に、仕事を成功させたいならもっと自分と言う道具(作業ツール)をうまく使ってくれと
言うタイプがこれになります
逆に言えば自分と言う道具うまく使いこなせないからいろんなトラブルや失敗が起こるんだ
だからこれは自分と言う道具を使いこなせない使う側の責任だとこのように考えるタイプです。

このタイプに関してはとにかく逐一連絡・報告・相談を怠らないように情報を密に取り合う
しかありません、ある意味このような人は仕事を一端覚えたり仕事のリズムのような物を覚えて
しまえば、教育次第で優秀な戦力になる可能性もありますが
どちらにしてもこのタイプの人は責任を取るという事に慣れていない為
あまりいきなり高い権限等を与えるとかえってその重圧に押しつぶされる可能性があります
要は、つかい方次第と言う事です。

そして3つ目のタイプですが

顧客タイプ(クライアントタイプ)

実は職人や技術職などにもっとも多いタイプがこのタイプなのではないかと
思うのですが

実はこのタイプの人は、自分は、他の誰にもできないような特殊な技術やノウハウ・能力で
仕事をしている事が多くその為に

仕事くれる人叉は自分を使ってくれる会社等の人に対して
自分が仕事を引き受けてやるから自分が仕事のしやすいようにあなた達の方で作業環境を整えとけ

と言う風に仕事をくれる人叉は会社に対して無理難題を吹っかけたりしてくるタイプがいるのです。
要は、使う側と使われる側の技術やノウハウ・能力等の面で完全にイニシアチブを握られ
その立場が完全に逆転してしまっている場合があるんです。

実はこのタイプが最も厄介で使いにくいタイプなのかもしれません。

なぜなら、このようなタイプはある意味ではプロに徹していますその為に
技術の研鑽やその為の勉強にも熱心な人も多く

いざこのような人に仕事を頼むと
その人にしかできないような素晴らしいオンリーワンの成果や結果を示してくれることもあります。
その様な意味では完全にプロに徹していますが

それゆえ、仕事をするにしても自分の納得のできる仕事でないと
途端に不平や不満を並べたり依頼先に文句言ったりしています
ある意味では、また違った意味でプロ根性に徹しているともいえますが、
このタイプはあくまでも自分が納得のできる仕事をしたいと言う思いが強い
為相手の都合等殆ど聞きません

それどころか、依頼者側がこれこれこのような事情だからこのようにして欲しいと説明しても
結局このタイプは自分の作業をことごとく邪魔する敵だと言う風に見ている場合も多く
トラブルが絶え間せん

その心理の奥底には
自分の事を使ってくれている相手叉は会社側を
自分に仕事の依頼をしてきた自分の顧客(クライアント)だと言う心理で見ているんです、

会社側もしくは使う側としては、「あなたに仕事を頼むから
会社等の基本方針に従って欲しい」と言い
顧客タイプは
「じぶんは、最高の仕事をして期待以上の物を提供しようとしているだけだ!
その為に必要な事を要求して何が悪い」と刃向う

どちらも言い分は分かりますがしかしだからと言ってすべての要求を飲んでいたら
経営と言う物も成り立たなくなってしまうのではないのでしょうか

現実的な解決策としては、出来る限り要望は聞き入れるように努力する一方で
会社の方針として最低これだけは守ってもらわなければ困るそればできないと言うのなら
会社を去ってもらうしかない」ときちんとした意志表示をするしかないように思います

以上3タイプ挙げましたが

要約すると

奉仕者タイプは
権限と責任を与えたうえである程度細かい事は言わずに信じて任せる。
※ 但し連絡・報告・相談怠らず

道具(ツール)タイプ・別名作業者タイプは
報告・連絡・相談を徹底させる
※ できれば間に管理者(マネジャー)をおいて管理させる

顧客タイプ(クライアントタイプ)
出来る限りの要望を聞く
※ 但しあまりにも無茶な要求をする場合は最後の手段として切る覚悟も必要になってくる

以上如何でしたでしょうか少し記事が長くなりましたが
人を使う上での何かのお役に立てばと思います

本日はこれで失礼させて頂きます。